2023 | 日本 | 0:09:48

THE PARADISEの解散ライブ前日、お互いに面識のない３人のファンがエレベーターに閉じ込められる。救援を待ちながら彼女たちの推しであるユニコーンのエピソードを語り合っていたが、なぜか空気はピリピリ。その時、スマホの通知音が鳴る。

2023 | 日本 | 0:09:37

本作は、2022年11月から2023年2月まで札幌市内の小学校を舞台としたアートプロジェクトの一環として制作されたドキュメンタリーである。日常の学校生活を記録した映像の中から子供達が自ら選び出した1コマのトレースの集積と作者の観察的な視点とが交差する。

2023 | 日本 | 0:02:50

「もし小川の魚が水槽の魚より自由であるなら 川の魚は小川の魚よりも自由だ もし川の魚が小川の魚より自由であるなら 海の魚は川の魚よりも自由だろう しかし、もし海の魚が川の魚よりも自由であるなら それ以上に自由な魚はどこにいるだろう？」スライムやプラスチック紙などの材料を使用し、コマ撮りによって制作されたアニメーションで、主人公がプールから脱出して海へと逃げる物語を表現した。

2023 | 日本 | 0:07:36

あの子が愛でた野良犬は、ずっとリンゴが欲しかった。一方、ニンジンはすべてを苗床にしようとする。あの子は箱を開け、イヌとともに去る。それらが朽ちていくことを知っているから。

2023 | 日本、中国 | 0:12:05

私が生まれてから、月は地球を9,125周回っている。その間、私たちはみんな大人になってきたけど、月は永遠に年をとらないようだ。祖母との交流と、その死を見つめる孫娘の物語。

2023 | 日本 | 0:05:00

北海道民謡「江差追分」を視覚化したアニメーションです。この民謡は拍子という概念をもたず、「のし」「もみ」などと呼ばれる様々なコブシを駆使しながら、息を長く伸ばして歌われます。習得のために独自の楽譜が存在するものの、西洋の楽譜のように音量、音程、音長を正確に表したものではありません。このアニメーションでは歌い手のコブシを忠実に視覚化することで、見ながら一緒に歌えるような映像を目指しました。また、歌に寄り添う尺八の音の周波数を波で表し、その上を歌が飛んでいく表現にすることで、日本海を航海して江差を目指す、孤独な心情を歌った歌詞を表しています。

2023 | 日本、トルコ | 0:07:18

目は夢をつくり出し、記憶を保持する魔法の玉である。目は眠りに落ちていく崩壊過程の中で他の目と出会い、それらの間には内と外が重なり合った、新たな世界が生み出される。

2023 | 日本 | 0:08:33

愛という名の感情的私欲の表現。人はみな精神と魂を束縛することはできない、独立した個人である。人と人との間の感情は、良い結果や悪い結果、幸福や不幸をもたらす。自然の生命という川の流れの中では、途中で流れ込む渓流であり、途中で蒸発する水気でもある。彼らが正しいかどうか、道徳的に批判されるかどうか、反省される必要があるかどうかに関わらず、最後に、死、新生、腐敗、すべてが川の一部。

2023 | 日本 | 0:02:53

19世紀、米穀商は我が子の服で米を買おうとする母親に接する。彼は僧侶誓真となり、宮島を井戸と杓子産業で救う。

2023 | 日本 | 0:05:32

江戸の時代、左甚五郎という名工がいたとされる。今でも日本全国に甚五郎作と伝わる彫り物は多数残されているが、彼が実在したかどうかは定かではない...。兄弟子達の裏切りによって、育ての親と右腕を失った甚五郎は、右腕にはめたカラクリ義手と相棒の「眠り猫」を連れ復讐の旅を続けている。左腕だけで大工道具を操る姿に、いつしか人は彼を「左甚五郎」と呼ぶようになっていた。そしてついに、仇の一人である「犬丸」の牙城へと足を踏み入れた甚五郎の、苛烈な大立ち回りが始まる。