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空港内展示
NEW CHITOSE ARport Walk 会場:新千歳空港ターミナルビル 館内4カ所
第10回新千歳空港国際アニメーション映画祭では、スマホを持っている方ならどなたでもAR(拡張現実)アニメーションを楽しむことができます。会期中にはセンタープラザを始めとする新千歳空港ターミナルビル内の4箇所で体験することができます。 このプロジェクトは、2023年3月に京都府内の街中で行われた「CREATIVE GARDEN KYOTO」を新千歳空港の環境に合わせて調整し、再構築したものとなります。
※作品画像は実物と異なる場合がございます。
「ことだま日記」AR会場:国内線ターミナルビル2F センタープラザ特設ブース
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ことだま日記とは、謎の生物、「ことだまっち」に「コトダマ」を食べさせ、成長させる育成ゲームです。ことだまっちは、プレイヤーの言葉によって姿形や性格が進化します。様々な登場キャラクターを拡張現実でお楽しみいただけます。様々なキャラクターがいるので、探してみてください。
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Achabox (アクロバティックチリメンジャコ)
ゲーム開発者・イラストレーター・ピクセルアーティスト。京都精華大学卒業。MV監督兼イラストレーターとして活動後、ゲームクリエイターに転身。言葉で不思議な生き物を育成するゲーム「ことだま日記」を開発し、Apple app Storeで三度フューチャー。2022年には集英社GAME BBQで大賞受賞。現在、インディーゲーム開発チーム「アクロバティックチリメンジャコ」で新作「シュレディンガーズ・コール」を集英社の支援を受けながら開発中。
「PACIFIC DRIFT」会場:国内線ターミナルビル3F フードコート滑走路側
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KOZYNDANのイラスト「パシフィックドリフト」をもとにしたAR。YOKO HIGASHINOの振付。大西洋の海洋ごみからインスピレーションを得て、ゴミの妖怪が人間を攻撃しようとする姿を描いている。キャラクターであるバニーフィッシュは汚染ゴミを食べ、生分解物を出す循環も描かれています。
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コジーアンドダン+東野祥子
KOZYNDAN+YOKO HIGASHINOの振付によるコラボレーションAR。KOZYNDANは2001年アメリカ・ロサンゼルスで活動を始めたイラストレーターユニット。彼らは不合理で滅茶苦茶な社会風刺スタイルが特徴で、カードゲーム『マジック・ザ・ギャザリング』にイラスト提供。世界中で展覧会を開催している、振付は東野祥子氏、ANTIBODIES Collectiveの演出家。
「RotAte AR in NewChitose」会場:国内線ターミナルビル4F 新千歳空港シアター内ロビー
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アイルランドの作家ジェームズ・ジョイスの小説「ユリシーズ」の第11章「サイレン」をベースに、ストップモーションの技法を使用して制作された短編フィルム「RotAte Shika」では、<ラ・シカ>本人が回転し続けるシーンが描かれています。このアイディアを元に、TOCHKAの「光のアニメーション」のぴかぴかとのコラボレーションでAR作品が生まれました。
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羅絲佳 <ラ・シカ> + トーチカ
<ラ・シカ>
中国出身日本在住。2020年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。短編作品は中国、アメリカ、ヨーロッパなどの海外映画祭で多数入選・受賞、MVやインスタレーション等も手掛ける。主なグループ展に「EASTEAST_TOKYO 2023- EE_V/S/P Program」(東京/ 2023)「RAM PRACTICE 2021-Exhibition」(横浜/ 2021)、「Phenakistoscope- Stroll The Line Series」MoCAパビリオン(上海/ 2019)など。
<トーチカ>
映像作家のナガタタケシとモンノカヅエは、1998年よりクリエイティブ・デュオ「TOCHKA」として活動。コマ撮りと長時間露光撮影でアニメーションを描く”ピカピカ”の技法を編み出す。長時間露光写真とストップモーションアニメーションの手法を組み合わせ、誰でもペンライトを使って空中に線を描くことでアニメーションを作ることを可能にした。実験的なアニメーションから現代アートまで、幅広く活動している。
受賞歴に2008年「PiKA PiKA Lightning Doodle Project」クレルモン・フェラン国際短編映画祭ラボ部門グランプリ受賞、2016年 「TRACK」 オランダ・アニメーション映画祭 グランプリ
「Being Alice」会場:国際線ターミナルビル2F 会議室(ラベンダー)前
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モチーフに使われる既製品(モデリング素材)のわかりやすい機能から逃れ、純粋な構造体(フォルム)として、視覚的な新しい価値を作ることをテーマとしている。日頃見慣れた既製品を巨大な彫刻作品のように見せることで、普段意識して見ることのない視点で鑑賞する体験を作る。
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岡田将充(OMD)
OMD(オー・エム・ディー)名義でグラフィックデザイナー/アーティストとして活動。京都造形芸術大学卒業。2021年、アーツ千代田3331でWAVE TOKYO 2021や渋谷PARCOのOIL by 美術手帖ギャラリーで初個展「ニューフォルム」を開催。「UNKNOWN ASIA 2022」でグランプリや審査員賞ほか受賞。現在、京都芸術大学情報デザイン学科専任講師を務める。
STREET WRITER 会場:国内線ターミナルビル2F センタープラザ
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ここで使用されているアプリは「STREET WRITER」といいます。これは、作家・トーチカがアニメーション制作ツールとして開発中のウェブARアプリケーションです。 スマホやタブレットPCでの描画に適しており、ユーザー複数人で空間に落書きをすることができます。 このアイディアは子供たちとのワークショップから生まれ、法的制約やプライバシーを気にせず自由に落書きをするために考案されました。
今後、教育やアートセラピーの支援ツールとしての可能性を探求しています。
※画像は実物と異なる場合がございます。
ドワーフ20周年記念展示(ミニ)会場:国内線ターミナルビル2F センタープラザ
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「どーもくん」、「こまねこ」、Netflixの「リラックマ」シリーズなど「こま撮り」アニメーションを手がけるドワーフスタジオが今年で20周年!「こま撮り」や「ストップモーション」と呼ばれる、ひとコマひとコマ、人形やカメラ、様々なものを動かしては撮影していく技法を得意とし、数々の魔法を世に送り出してきたドワーフスタジオ。
本展示では、ドワーフスタジオの「どーもくん」「こまねこ」「空き缶のツナ」「HIDARI」の各作品で用いられた人形を展示します。
■11月05日 18:00で終了
11/4 国際線2階「新千歳空港ポルトムホール」で開催する無料上映会:キッズアニメスクエア in NEW CHITOSE 2023 ドワーフ20周年!スペシャル上映会 はこちらをご覧ください。お待ちしています!☞ https://site2023.airport-anifes.jp/programs/ks_dwarf_studios/
コンペティション短編部門VR作品・
Social Media Animation
部門受賞作品展示会場:国内線ターミナルビル2F センタープラザ
「本年コンペティション短編部門VR作品の体験およびSocial Media Animation部門受賞作品の展示を実施。
コンペティション短編部門VR作品
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『From the Main Square』
Pedro HARRES
2022 | ドイツ(Germany) | 19:00
■11月05日 18:00で終了
Social Media Animation グランプリ作品
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『花と隣人』
大橋史
2023 | 日本(Japan)
…ほかグランプリ受賞作家のシリーズ作品および審査員特別賞3作品を展示